メタバース投資のやり方|土地など4つの投資対象、おすすめ銘柄も紹介
近年、注目を集めているメタバースは、「投資先」としても魅力的です。その理由は、Web3.0の新しい技術やアイデアを活用することによって、非常に大きな利益を得られる可能性があるからです。
しかし、まだ新しい市場であるため、投資方法や銘柄選びに悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、メタバース投資の種類・やり方を解説します。4つの投資方法からおすすめの土地、銘柄や土地についても言及していきますので、ぜひ参考にしてください。
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メタバース関連4つの投資対象
2023年3月時点、代表的なメタバース関連の投資対象は、以下の4つです。
- メタバース関連銘柄の仮想通貨への投資
- メタバース関連の株式への投資
- メタバース空間の土地を購入し、不動産投資する
- メタバースゲームに投資する
メタバースの投資対象は多岐に渡っており、それぞれリスクやリターンが異なります。投資前には各投資方法においての情報収集やリサーチを行い、自分に合った投資対象を選ぶことが重要ですので、まずはそれぞれの特徴をしっかりと理解しておきましょう。
1.メタバース関連銘柄の仮想通貨への投資のやり方
仮想通貨はメタバースの分野においても活用されており、独自に仮想通貨を発行するプラットフォームもあります。
メタバースで使用される仮想通貨は「メタバース銘柄」と呼ばれ、メタバース内の取引に使われるだけでなく、キャピタルゲインを得るための投資商品としても人気です。これらの仮想通貨に投資することで、高いリターンを狙う投資家も増えています。
現在、メタバース銘柄は数多く存在しますが、その中でも注目を集めているのは、以下のような銘柄です。
- MANA
- SAND
- ENJ
これらの通貨は、投資目的以外に決済や取引にも利用されているため、メタバース市場全体の活況に繋がることが期待されているのです。
具体的なおすすめ銘柄に関しては、後述する「メタバース関連の投資で注目すべきおすすめの銘柄」の項目でご紹介していますで、そちらも参考にしてください。
メタバース銘柄を購入する方法
メタバース関連銘柄の仮想通貨へ投資する前に、以下の2つを準備しておきましょう。
- 仮想通貨取引所の口座
- MetaMask(メタマスク)
メタバース関連銘柄の多くは海外の仮想通貨取引所で取引が可能で、国内の仮想通貨取引所ではあまり取り扱いがありません。
国内取引所なら「Coincheck」で取り扱いのある銘柄を購入し、取り扱いのない銘柄に関しては、「BYBIT」などの海外取引所での取引を検討してください。
各取引所の使い方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
2.メタバース関連の株式への投資のやり方
株式投資は、投資の中でも代表的とも言える方法です。近年は、メタバースに参入する企業が増えてきており、メタバース関連の株式に投資する方が急増しています。
メタバース関連においては、現状の業績よりも将来性に期待している投資家が多いのが特徴。いかに将来性を見極められるかが、メタバース関連の株式投資のヒントとなるでしょう。
メタバース関連の株式投資の種類
メタバース関連の企業は、世界中にあります。株式投資の対象として見た場合、以下2つの市場に上場している企業が主な投資対象です。
- 米国株式
- 国内株式
米国株式
メタバース市場を主導している企業の多くは、アメリカの企業です。メタバース市場に参入している企業の株式を購入することで、高いリターンを狙える可能性もあります。
以下は、メタバース市場に参入しているアメリカの企業です。
- Meta(メタプラットフォームズ)
- Apple(アップル)
- Microsoft(マイクロソフト)
- Roblox(ロブロックス)
- Nvidia(エヌビディアコーポレーション)
- Unity Software(ユニティ・ソフトウェア)
上記の他にも米国株式ではメタバース市場に参入している企業は多く、将来性にも期待が持てます。
国内株式
国内でもメタバース市場に参入する企業が増えてきており、それらの企業への株式投資が注目されています。
注目を集めているのは、以下のような企業の株式です。
- ソニー
- パナソニック
- KDDI
- SQUARE ENIX
- 任天堂
- GREE
国内企業ということもあり、一度は耳にしたことのある企業も多いのではないでしょうか。すでに、大きなプロジェクトを進行している企業もあり、将来的には世界から注目される可能性も秘めています。
株式投資の方法
メタバース関連の株式投資を行うには、まず証券会社の口座を開設する必要があります。証券会社の口座は店頭窓口でも開設できますが、ネットからの開設がお手軽です。
口座を開設できたら証券会社に入金し、目的の株式を購入すればOK。株式を購入する場面においても、スマホやパソコンから購入できるネット証券口座は実用的と言えるでしょう。
ただし、証券会社によって手数料やサービス内容が異なります。口座開設の手軽さや手数料の安さを重視するなら、「SBI証券」「楽天証券」がおすすめ。どちらの証券会社も、国内株式だけでなく米国株式に対応しています。
3.メタバース空間の土地を購入して不動産投資するやり方
メタバース空間の土地は購入できるため、この土地を利用した不動産投資も可能です。メタバース空間の土地所有者は、その土地を活用してビジネスを展開することができるのです。
具体的には、メタバース空間への店舗出店や、イベントの開催、土地に広告を表示するといった方法などが挙げられます。
また、メタバース内での土地の価格は需要と供給によって決まるため、需要が高まると価格が上昇する可能性もあります。価格がお手頃なうちにメタバース内の土地を購入し、長期保有することでキャピタルゲインも狙えるということですね。
メタバースの土地を購入できるプラットフォームとしては、以下の5つが注目されています。
- The Sandbox(サンドボックス)
- Decentraland(ディセントラランド)
- Cryptvoxels(クリプトボクセル)
- Axie Infinity(アクシーインフィニティ)
- Somnium Space(ソムニウムスペース)
中でも、「The Sandbox(サンドボックス)」「Decentraland(ディセントラランド)」は土地の流動性も高く、人気のプラットフォームです。
メタバースの土地購入は、これらのプラットフォームのアカウントを開設することで可能となります。
土地を購入するやり方
メタバースの土地を購入する手順は、以下の通りです。
- 購入するメタバースの土地を選ぶ
- 土地の価格を確認する
- 仮想通貨取引所で購入に必要な仮想通貨を購入する
- 仮想通貨をウォレットに送金する
- ウォレットをNFTマーケットプレイスに連携する
- NFTマーケットプレイスで土地を購入する
土地の購入方法ついては、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。
4.メタバースゲームに投資するやり方
最後にご紹介するのは、メタバースゲームに投資するという方法です。
メタバースゲームとは、仮想空間内でプレイするゲームのこと。プレイヤーはゲーム内でアイテムやキャラクターなどのNFTや仮想通貨を入手しますが、ゲーム内で手に入れたNFTはNFTマーケットプレイスにて売却できるため、投資先としても注目を集めています。
稼げるゲームとして人気なのは、以下のようなゲームです。
- The Sandbox
- Decentraland
- Star Atlas
- Guild of Guardians
- 元素騎士ONLINE
日本ではまだ馴染みがありませんが、海外ではアルバイト感覚でゲームをプレイする方も増えてきています。今後も稼げるメタバースゲームが増えてくると予想されますので、人気タイトルはチェックしておきましょう。
メタバースゲームについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
メタバースゲームのやり方
メタバースゲームを始めるには、以下の4点が必要です。
- 仮想通貨取引所の口座
- MetaMask(メタマスク)
- パソコン
- VRゴーグル・コントローラーなどの周辺機器(必要に応じて)
メタバースゲームを始めるには仮想通貨が必要となることが多いため、取引所の口座開設とウォレットの作成は済ませておきましょう。
加えて、快適にメタバースを楽しむなら、それなりのスペックのパソコンと周辺機器を揃えた方が良いでしょう。周辺機器がなくてもメタバースを利用できますが、メタバースの醍醐味であるリアリティを追求するなら、必要となるアイテムです。
メタバースゲームの始め方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
メタバース関連の投資で注目すべきおすすめの銘柄
続いて、メタバース関連の仮想通貨の中からおすすめの銘柄を厳選してご紹介します。ここでご紹介するのは、以下の3銘柄です。
上記3つの銘柄以外にも、メタバース関連の仮想通貨にはおすすめの銘柄があります。その他の銘柄や買い方、おすすめの仮想通貨取引所についての詳細は、以下の記事を参照ください。
SAND
SANDは、メタバースプラットフォーム「The Sandbox(サンドボックス)」で使用されている仮想通貨です。
メタバース内の土地(LAND)やアイテムなどの売買に利用でき、建築した不動産を他のユーザーに貸し出すことで、不動産収入を得ることも可能。現実世界に近い経済活動を行うことが可能です。
日本からもスクエア・エニックスやソフトバンクなどの企業から出資を受けており、今後にも期待が持たれる銘柄です。
MANA
MANAは、メタバースプラットフォーム「Decentraland(ディセントラランド)」で使用されている仮想通貨です。メタバース内でのアイテムや土地などのNFTの購入、コンテンツの支払いに利用できます。
2021年にFacebook社が社名を「Meta」に改名した直後に、価格が400%以上の急上昇を見せたことでも話題になっていましたね。
時価総額が一時60億円を突破した点や、今後も大型プロジェクトが予定されている点なども、注目を集めるポイントです。
Decentraland自体が注目度の高いプラットフォームのため、今後にも期待が持てるでしょう。
ENJ
通貨名 | Enjin Coin(エンジンコイン) |
シンボル | ENJ |
国内の取扱取引所 | ・Coincheck ・GMOコイン ・【PR】DMM Bitcoin など |
海外の取扱取引所 | ・Binance ・BYBIT など |
ENJは、メタバースプラットフォーム「Enjin Platform」で使用されている仮想通貨です。
Enjin Platformはマインクラフトを楽しめることでも人気で、世界的にも2,000万人以上のユーザーを抱えています。メタバース内ではアイテムをNFT化でき、トークンとしての管理が可能。ユーザー間でも自由に取引ができるため収益化にも繋げやすくなっています。
ENJは国内でも複数の仮想通貨取引所で取り扱いがあるため、他の通貨よりも売買がしやすい点も特徴です。
世界的大企業との提携も進められており、将来性にも期待が持てるでしょう。
Binance(バイナンス)は、2022年11月30日から日本国内からの新規ユーザーの登録を停止しています。
今後、日本向けのサービスが開始される可能性はありますが、海外の仮想通貨取引所を利用したい方は当面別の取引所を利用しましょう。
海外の仮想通貨取引所でおすすめなのがBYBITです。
操作性や見やすさが評判であるため、海外の仮想通貨取引所を初めて利用する方でも安心です。
メタバース関連の投資をする際の注意点
最後に、メタバース関連の投資をする際に意識したい、以下4つの注意点を解説します。
- 市場リスクに注意する
- メタバースの規制や法律に注意する
- 投資先の企業やプラットフォームに注意する
- 仮想通貨の価格変動に注意する
市場リスクに注意する
メタバース市場は、まだまだ新しい分野です。そのため、様々なリスクが存在します。それらのリスクを理解したうえで、適切な投資判断を行うことが必要です。
投資する場合は、投資対象だけでなく、メタバース市場全体の動向についても把握しておきましょう。
メタバースの規制や法律に注意する
メタバースや仮想通貨などの分野は法整備が遅れているため、トラブルに対して現在の法律では対応できない可能性があります。
万が一、不正行為や詐欺などの被害に遭った場合でも、法律に守られない可能性があることは理解しておきましょう。
投資先の企業やプラットフォームに注意する
メタバース市場には多くの企業が参入していますが、中にはあまり信頼性が高くない企業も存在します。そういった企業やプラットフォームへの投資は大きな損害につながるため、注意が必要です。
投資を検討したら、必ず投資先の業績や運営状況などを調査してください。
また、投資先のプロジェクトやビジネスモデルが、将来的に成長が見込めるものなのかという点も、重要なポイントです。
仮想通貨の価格変動に注意する
仮想通貨の価格変動の大きさも、時にリスクになりえます。
上場したばかりの銘柄は短時間で数倍になることもありますが、その反面、大暴落することも少なくありません。
また、個別の通貨やプロジェクトに問題がなくても、ビットコイン(BTC)の値動きに連動して大きな価格変動が起こる場合があります。取引する通貨単体だけではなく、仮想通貨市場全体の動きもチェックしておきましょう。
まとめ
2023年3月時点における代表的なメタバース投資の対象は、以下の4つです。
- メタバース関連銘柄の仮想通貨への投資
- メタバース関連の株式・投資信託への投資
- メタバース空間の土地を購入し、不動産投資する
- メタバースゲームに投資する
各投資方法のやり方については、記事中で解説していますので、そちらを参考にしてください。
また、メタバース関連で注目しておきたい仮想通貨は、以下の3銘柄です。
- SAND
- MANA
- ENJ
仮想通貨は大きな利益を得られる可能性がある反面、価格変動が激しくハイリスクな投資対象でもあります。投資は、仮想通貨市場全体の動きもチェックした上で行いましょう。
【国内仮想通貨取引所の比較表】
(親組織・グループ) | 運営元取扱通貨 | 販売所手数料 | 取引所手数料 | 入金手数料 (日本円) | 出金手数料(日本円) | 入金手数料 (仮想通貨) | 最大レバレッジ | アプリ | |
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【PR】コインチェック 公式HP | コインチェック株式会社(マネックスグループ株式会社) | 29通貨 | 無料 | 無料 | 無料 または 770円~ | 407円 | 無料 | なし | あり |
【PR】bitbank 公式HP | ビットバンク株式会社 | 40通貨 | 無料 | -0.02% ~0.12% (一部銘柄は除く) | 無料 | 550円/770円(3万円以上) | 無料 | なし | あり |
GMOコイン 公式HP | GMOコイン株式会社(GMOインターネットグループ) | 26通貨 | 無料 | -0.03%~0.09% | 無料 | 無料 または 400円 | 無料 | 2倍 | あり |
【PR】BITPoint 公式HP | 株式会社ビットポイントジャパン(SBIグループ) | 27通貨 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | なし | あり |
LINE BITMAX 公式HP | LINE Xenesis株式会社(LINEヤフーグループ) | 7通貨 | 無料 | -0.01%~0.05% | 無料 | 110円 または 400円 | 無料 | 2倍 | あり |
SBI VCトレード 公式HP | SBI VCトレード株式会社(SBIグループ) | 24通貨 | 無料 | -0.01%~0.05% | 無料 | 無料 | 無料 | 2倍 | あり |
BitTrade 公式HP | ビットトレード株式会社 | 42通貨 | 無料 | 無料 | 無料 | 330円 | 無料 | 2倍 | あり |
bitflyer 公式HP | 株式会社bitFlyer | 37通貨 | 無料 | 0.01%~0.15% | 無料 または 330円 | 220円~ | 無料 | 2倍 | あり |
Zaif 公式HP | 株式会社Zaif | 15通貨 | 無料 | 0%~0.3% | 無料 または 495円~ | 385円 または 770円 | 無料 | なし | あり |
DMM Bitcoin 公式HP | 株式会社DMM Bitcoin | 38通貨 | 無料 | なし | 無料 | 無料 | 無料 | 2倍 | あり |