【図解】MEXC先物取引のやり方｜ボーナスを利用したお得な取引方法

海外の仮想通貨取引所MEXCは、最大200倍のレバレッジをかけた先物取引が行なえます。

先物取引と聞くと、少し難しそうなイメージを持つ方も多いかもしれません。ですが、仮想通貨市場では先物取引が日常的に行われており、MEXCも特別なキャンペーンを通じてボーナスを提供しています。

このボーナスを上手く活用すれば、通常よりもお得に取引を始めることが可能です。

この記事では、MEXC先物取引の基本情報から具体的な手順、ボーナスを活用するお得な方法を解説します。

初心者から上級者まで、MEXCでの先物取引に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

MEXCで活用できる先物取引ボーナスキャンペーン

MEXCは初回入金や取引、友達の招待など特定の条件を満たすことで、ボーナスを獲得できるキャンペーンを展開しています。

ボーナスは主に先物取引で利用できるため、キャンペーンを上手く活用して、ボーナスを獲得しましょう。

ボーナスを獲得するために必要なタスクは、主に以下3つのカテゴリーに分けられます。

• 初回入金時に設定された最低入金額を満たす
• 先物取引で必要な取引量を達成する
• 友人や知人をMEXCに招待する

これらの条件をクリアすれば、誰でもボーナスの受け取りが可能です。ボーナスの出金はできませんが、通常よりもお得に取引を始められます。

キャンペーンの参加方法

キャンペーンに参加するには、まずMEXC公式HPにアクセスし、トップページの「すべてのイベント」をクリックします。

次の画面でボーナスを獲得できるタスクが表示されますので、自分に合ったものを選び、取引を行ってみてください。

期間限定のキャンペーンなども定期的に実施されていますので、公式HPで最新情報を確認しておきましょう。

MEXCの先物取引の基本情報

続いて、MEXCの先物取引についての基本的な情報を解説します。下記の項目を理解しておくと、先物取引において役立つでしょう。

• 先物取引の種類
• レバレッジ
• 注文方法
• 証拠金維持率

先物取引の種類

MEXCの先物取引には、以下の2種類があります。

	USTD-M無期限契約	Coin-M無期限契約
証拠金	USDTを証拠金とした取引	仮想通貨を証拠金とした取引
対応通貨ペア	130種類以上	6種類
最大レバレッジ	200倍	125倍

「USTD-M無期限契約」は、ステーブルコインのUSDTを証拠金として行う取引です。USDTは米ドルに連動している通貨のため、比較的安定した取引が行なえます。

一方で、「Coin-M無期限契約」は、原資産である仮想通貨を証拠金として取引を行います。対応しているのは、以下の6種類の銘柄です。

• BTC
• ETH
• XRP
• ADA
• XLM
• ATOM

この取引形態は、仮想通貨の価格変動が直接収益に影響を与えます。価格が上昇すればリターンも大きくなる可能性がありますが、逆に価格が下落すると損失が拡大することもあるため、注意が必要です。

レバレッジ

MEXCの最大レバレッジは200倍まで設定されていますが、実際の値は先物取引の種類や取引する通貨ペアによって異なります。

そのため、取引を行う前に、対象となる通貨ペアや取引形態での最大レバレッジを確認してください。

注文方法

MEXCで先物取引を行う際には、以下3種類の注文方法が利用できます。

• 成行注文
• 指値注文
• トリガー注文

各注文方法の特徴を把握し、自分のトレードスタイルに最も適したものを選びましょう。

成行注文

現在の市場価格で即座に取引を実行する方法を指します。価格よりも約定スピードを重視する場合に利用することが多いです。

指値注文

指値注文は、あらかじめ指定した価格で取引を行いたい場合に用いる取引方法です。価格が指定した値に達すると、取引が実行されます。

トリガー注文

トリガー注文は、設定した「トリガー価格」に市場価格が到達したときに、自動で指値注文が出される取引方法です。

今の価格より高くなったら買いたい、または低くなったら売りたいといった状況に有効で、「逆指値注文」とも呼ばれます。

証拠金維持率

MEXCの先物取引においては、証拠金維持率が100％を下回るとロスカット（強制決済）となります。

証拠金維持率とは、ポジションを維持するための最低限の資産比率です。MEXCではこの比率が100％に設定されているため、維持率は注意しておく必要があります。

もし、維持率が100％近くになってきた場合は、証拠金の追加や保有しているポジションの一部決済なども視野に入れましょう。

MEXCの先物取引の手数料

MEXCの先物取引でかかる手数料は、以下の2種類があります。

• 取引手数料
• 資金調達手数料

取引手数料

MEXCの先物取引における取引手数料は、以下の通りです。

先物取引手数料

・メイカー：0.020％　2023年9月時点は無料 ・テイカー： 0.060％　2023年9月時点は0.010％

この記事の執筆時点である2023年9月時点、MEXCのメイカー注文の手数料は0％で無料です。一方、テイカー注文の手数料は0.01％となっています。

この手数料割引キャンペーンの終了時期は未定ですが、お得なうちに取引を始めましょう。

最新のMEXC手数料情報は、こちらのMEXC公式HPからも確認できます。

MXトークンによる割引がお得

MEXCが発行している独自のトークン「MX」を使用して手数料を支払うと、以下の割引特典が受けられます。

・現物取引手数料 ・レバレッジETF手数料	20％OFF
先物取引手数料	10％OFF

MXトークンで手数料を支払いたい場合、先にMEXCの現物取引マーケットでMXトークンを購入しておく必要があります。

MEXCの現物取引のやり方については、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。

資金調達手数料

資金調達手数料は、MEXCの無期限先物取引において発生する手数料です。

この手数料は、永続的な先物取引（商品や通貨を将来の特定の日に交換する取引）と、現在の市場価格との差を最小限に抑えるために設定されています。

具体的には、多くのユーザーが保有している方向（買いまたは売り）のポジションに参加するユーザーから手数料は徴収されます。この集められた手数料は、その逆の方向（買いなら売り、売りなら買い）のポジションを持っているユーザーに分配される仕組みです。

下記の表も参考にしてください。

	手数料の発生	手数料の分配
買い注文が多い場合（＋の時）	買いポジションのユーザーから徴収	売りポジションのユーザーへ分配
売り注文が多い場合（−の時）	売りポジションのユーザーから徴収	買いポジションのユーザーへ分配

注文が少ない方向のポジションを保有しているユーザーは、この手数料を追加の利益として受け取ることになります。

MEXCの資金調達手数料が発生するタイミングは、日本時間で以下の3回です。

• 1時
• 9時
• 17時

現在の資金調達手数料を確認する方法は、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。

MEXCで先物取引をする前に資金移動が必要

MEXCで先物取引を始めるには、先物取引専用の口座に資金を移動させる必要があります。

資金の移動手順は、以下の通りです。

MEXC公式HPで画面上部の「ウォレット」にカーソルを当て、資金の入っている口座を選択します。

次に「振替」をクリックしてください。

続いて、「振替先」「振替する銘柄」「数量」を選択・入力します。

最後に、「振替」ボタンをクリックすれば振替完了です。

先物取引の「分離マージン」「クロスマージン」について

MEXCの先物取引には、2種類のマージンが存在します。MEXCで先物取引を始める前に、この2つのマージンについて理解し、適切な設定を行いましょう。

• 分離マージン
• クロスマージン

マージンとは、取引に必要な証拠金を指します。この証拠金の使い方を選択することで、取引におけるリスクのコントロールが可能です。

分離マージン

分離マージンは、口座の資金の一部だけを証拠金として使用します。証拠金が少なくなるため、ロスカットされるリスクは高まりますが、全資産を失う危険性は低いです。

初心者の方は、低いレバレッジ設定で「分離マージン」から使い始めることをおすすめします。

クロスマージン

クロスマージンは、口座にある資金全額が証拠金として使われます。これにより、ポジションがロスカットになる確率は下げられますが、逆にロスカットとなってしまった場合、口座内の資金全てを失う危険性があります。

このようなリスクがあるため、初心者にはおすすめできません。

マージンの設定方法

マージンの設定は、取引画面上の赤枠の箇所で設定が行なえます。

「クロス」か「分離」かを選択し、レバレッジを設定してください。

最後に、「確定」ボタンをクリックして完了です。

MEXCでの先物取引のやり方

続いて、MEXCでの先物取引のやり方を解説します。ここではWeb版（パソコン）とアプリ版、両方をご紹介しますので参考にしてください。

Webブラウザからの先物取引のやり方

まずはMEXC公式HPにログインし、画面上部の「先物取引」にカーソルを当て、「無期限取引」→先物取引の種類（USDT-M・COIN-M）を選択します。

次に画面上部で取引する通貨ペアを選択してください。

続いて、画面右の注文画面で、上から順に注文情報の選択・入力をします。

• マージンの選択「分離」「クロス」
• 注文方法の選択「指値」「成行」「トリガー」
• 価格
• 数量
• 利確/損切りオプションの選択
• 「ロング」「ショート」の選択

これでWebブラウザからの注文は完了です。チャートや注文板を参考にし、取引を行いましょう。

アプリからの先物取引のやり方

MEXCのアプリにログインし、画面下部の「先物取引」をタップします。

注文画面が表示されますので、注文情報を入力します。

上から順に選択・入力していく主な項目は、以下の通りです。

• 先物取引の種類の選択　USDT建て（USDT-M）暗号資産建て（COIN-M）
• マージンの選択「分離」「クロス」
• レバレッジの選択
• 注文方法の選択「指値」「成行」「トリガー」
• 価格（成行の場合はベストプライスと表示されます）
• 数量
• 先物基本単位設定（USDT・BTC・枚のどれで表示するか）
• 利確/損切りオプションの選択
• 「ロング」「ショート」の選択

これでアプリからの注文は完了です。チャートや注文板を参考にし、取引を行いましょう。

チャートは注文画面上の赤枠の箇所をタップすると表示されます。

MEXCでレバレッジ取引をする際の注意点

最後に、MEXCでレバレッジ取引をする際の注意点を解説します。

• リスクについて理解しておく
• レバレッジを挙げる際は慎重に
• 相場状況に応じて損切りも視野に入れる
• 証拠金維持率に注意する

リスクについて理解しておく

レバレッジ取引は大きな利益を生む可能性がありますが、その反面で大きな損失のリスクも高まります。

例えば、100万円でビットコインを現物で保有していると仮定しましょう。その際に、ビットコインの価格が10万円下がると、損失は10万円です。

一方で、10倍のレバレッジをかけて200万円分のビットコインを購入した場合、ビットコインの価格が10万円下がると、損失も10倍の100万円となります。

このように、レバレッジ取引では利益だけでなく損失も比例して倍増する可能性があります。証拠金を大きく失うリスクがあるため、余剰資金で取引を行うのがおすすめです。

レバレッジを上げる際は慎重に

MEXCは最大200倍のレバレッジ取引が可能ですが、レバレッジを上げれば、その分リスクも高まります。

仮想通貨は価格が大きく変動することが一般的です。そのため、レバレッジを高く設定すると、資金を失うリスクも高まります。

急な価格変動による損失を避けるためにも、適切なレバレッジを選ぶことが重要です。慎重に取引を行いましょう。

相場状況に応じて損切りも視野に入れる

損失が一定の範囲を超えるような場合は、損切りを考慮することも必要です。

損切りとは、現在の損失を受け入れて早めに取引を終了することを意味します。多くの場合、事前に損切りする価格（撤退ライン）を設定しておき、その価格に達したら即座に取引を決済します。

このように、損切りはさらなる損失を防ぐ有効な手段であり、投資戦略の一部として理解しておくべきです。

証拠金維持率に注意する

MEXCは証拠金維持率が100％を切ると、自動的にロスカット（強制決済）となります。

証拠金維持率が100％に近づいた場合、即座に証拠金を追加するか、現在のポジションを一部決済して証拠金維持率を安全な範囲に戻すことが必要です。

まとめ

MEXCは初回入金や取引、友達の招待など特定の条件を満たすことで、ボーナスを獲得できるキャンペーンを展開しています。

ボーナスは主に先物取引で活用できるため、キャンペーンを上手く活用して、ボーナスを獲得しましょう。

MEXCの先物取引には、以下の2種類があります。

	USTD-M無期限契約	Coin-M無期限契約
証拠金	USDTを証拠金とした取引	仮想通貨を証拠金とした取引
対応通貨ペア	130種類以上	6種類
最大レバレッジ	200倍	125倍

先物取引は、証拠金維持率が100％を切ると強制的にロスカットとなるため注意が必要です。

記事中ではMEXC先物取引の手順について、Webブラウザとアプリの両方で図解していますので、参考にしてください。

先物取引は大きな利益を生む可能性がありますが、同時にリスクも高くなります。そのリスクを少しでも緩和する手段として、MEXCのボーナスキャンペーンの活用がおすすめです。

ぜひこの機会に、MEXCでボーナスを活用した先物取引を試してみてください。