【PR】bitbank(ビットバンク)の手数料が高いのは本当？入出金から比較解説

仮想通貨取引所bitbank（ビットバンク）を利用する際、気になるのが手数料の詳細です。

手数料は各取引所ごとに異なるため、利用する際の判断基準となります。特にbitbankはネット上で手数料が高いとの噂もあるため、その真偽を確かめることは重要でしょう。

この記事では、bitbankの手数料が他の取引所と比べて本当に高いのかを検証し、入出金から取引までの各手数料を詳しく解説します。

さらに、手数料を最小限に抑えるためのポイントもご紹介しますので、bitbankでの取引にお役立てください。

bitbank（ビットバンク）の手数料は高いのか他社と比較

まずは、国内の主要な仮想通貨取引所7社とを比較して、「bitbank（ビットバンク）の手数料は高いのか？安いのか？」という点を検証していきます。

日本円の入出金手数料を比較

まずは、bitbankにおける日本円の「入出金手数料」を他社と比較しました。

▼日本円の入出金

	入金手数料	出金手数料
bitbank	無料	・3万円未満：550円（税込） ・3万円以上：770円（税込）
Coincheck	・銀行振込：無料 ※振込手数料は各自負担 ・コンビニ入金：770円～ ・クイック入金：770円～	一律407円
GMOコイン	無料	無料
【PR】DMM Bitcoin	無料	無料
BITPoint	・振込入金：振込手数料はユーザーが負担 ・即時入金：無料	振込手数料はユーザーが負担
bitFlyer	・銀行振込：無料　 ※別途振込手数料 ・インターネットバンキング：330円（税込） ※住信SBIネット銀行は無料 ・コンビニ入金：330円（税込）	三井住友銀行への出金 ・3万円未満：220円（税込） ・3万円以上440円（税込） 三井住友銀行以外への出金 ・3万円未満：550円（税込） ・3万円以上：770円（税込）
LINE BITMAX	無料	・LINE Pay：110円 ・銀行口座：400円

上記の表からも分かるように、日本円の入金手数料は無料です。これは「GMOコイン」や「DMM Bitcoin」など他の取引所と同じ条件で、余計なコストを抑えられます。

しかし、日本円の出金時には、3万円未満で550円（税込）、3万円以上で770円（税込）の手数料が必要です。この点は他の取引所よりも高いため、注意が必要です。

bitbank（ビットバンク）における仮想通貨の入出金手数料を比較

続いて、bitbankにおける仮想通貨の「入出金手数料」を他社と比較しました。

▼仮想通貨の入出金（入庫・出庫）

	入金手数料	出金（送金）手数料
bitbank	無料	・BTC：0.0006 BTC ・ETH：0.005 ETH ・XRP：0.15 XRP
Coincheck	無料	・BTC：変動手数料制 ・ETH：変動手数料制 ・XRP：0.15XR
GMOコイン	無料	無料
【PR】DMM Bitcoin	無料	無料
BITPoint	無料	無料
bitFlyer	無料	・BTC：0.0004BTC ・ETH：0.005ETH ・XRP：無料
LINE BITMAX	無料	・BTC：0.001BTC ・ETH：0.005ETH ・XRP：0.15XRP

bitbankの仮想通貨の入金手数料は無料です。海外の仮想通貨取引所やウォレットなどへ送金する際に手数料が発生しないのは、大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、出金手数料は通貨ごとに異なります。代表的な銘柄「BTC・ETH・XRP」の手数料はCoincheckよりは安いものの、手数料が無料の取引所と比較すると高いと言えます。

取引手数料を比較

続いて、bitbankの取引手数料を他社と比較しました。bitbankはレバレッジ取引に対応しておらず、現物取引のみ可能です。

▼現物取引手数料

bitbank	・販売所：無料 ・取引所：Maker：-0.02％、Taker：0.12％（一部銘柄を除く）
Coincheck	・販売所：無料 ・取引所：無料
GMOコイン	・販売所：無料 ・取引所：Maker：-0.01％、Taker：0.05％
【PR】DMM Bitcoin	・販売所：無料 ・BitMatch：通貨ごとに異なる
BITPoint	・販売所：無料 ・取引所：無料
bitFlyer	・販売所：無料 ・取引所：0.01 ～ 0.15％
LINE BITMAX	・販売所：無料 ・取引所なし

bitbankにおける現物取引の手数料は、販売所では無料です。ただし、販売所は「スプレッド」と呼ばれる実質的な手数料が広く設定されている点に注意しましょう。

スプレッドについては、下記の「仮想通貨取引に関する手数料」の項目で後述していきます。

また、取引所の手数料はMakerが-0.02％、Takerが0.12％で、特にMakerはマイナス手数料を採用している点に注目です。

これは取引をすることで「ユーザーが手数料を得られる」ことを意味しており、ユーザーに有利な手数料設定と言えます。Takerでは手数料がかかるものの、Makerを利用すれば手数料が無料の取引所よりも有利な取引が可能です。

Makerについて

Makerは取引所に新たな注文を提供する役割を指し、その手段として「指値注文」が用いられることが多いです。

Makerの注文が成立するためには、指定した価格で取引を受け入れる相手が現れるまで待つ必要があります。そのため、即時に取引を成立させたい場合は「Taker」の役割を担う「成行注文」を出すことが一般的です。

マイナス手数料について

マイナス手数料とは、ユーザーが取引を行うことで手数料を得られるというシステムを指します。

一般的には、取引所で取引を行う際にはユーザーが手数料を支払いますが、マイナス手数料の設定により、取引が活発化し、取引の流動性（取引のしやすさ）が向上します。

具体的には、ビットコイン（BTC）が400万円の時に0.1BTCの買い注文をMakerで行った場合、ユーザーは80円を受け取れます。一方で、Takerの場合は480円が徴収されます。

市場の流動性が低下すると、トレーダーは取引を避ける傾向にあり、これがさらなる流動性の低下を引き起こしてしまうのです。そのため、取引所はユーザーに手数料を支払うことで市場の流動性を保つ試みを行っています。

ユーザーにとっては取引を行うことで手数料を得られるため、魅力的な制度と言えるでしょう。

bitbank（ビットバンク）の手数料一覧

2023年7月時点、bitbankの手数料は、以下のようになっています。

▼入出金に関する手数料

日本円の入金手数料	無料
日本円の出金手数料	・3万円未満：550円（税込） ・3万円以上：770円（税込）
仮想通貨の入金手数料	無料
仮想通貨の出金（送金）手数料	・BTC：0.0006 BTC ・ETH：0.005 ETH ・XRP：0.15 XRP ※通貨により異なる

▼仮想通貨取引に関する手数料

販売所の手数料	無料
取引所の手数料	・Maker：-0.02％ ・Taker：0.12％（一部銘柄を除く）

上記の他にも、名目上では「口座開設費用」「口座維持費用」がありますが、これらは無料となっています。

各項目の詳細について、下記で順番に確認していきましょう。

bitbank（ビットバンク）の入出金に関する手数料

bitbankの入出金に関する、以下の手数料について解説します。

• 日本円の入金手数料
• 日本円の出金手数料
• 仮想通貨の入金手数料
• 仮想通貨の出金（送金）手数料

日本円の入金手数料

bitbankの日本円の入金手数料は無料です。入金には下記2つの専用口座が用意されており、振込にて入金が行なえます。

• GMOあおぞらネット銀行
• 住信SBIネット銀行

ただし、振込手数料はユーザーの負担となります。したがって、上記の銀行の口座をお持ちの場合は、それらを利用すると手数料を節約できます。

日本円の出金手数料

bitbankの日本円の出金手数料は、以下の通りです。

日本円の出金手数料

・3万円未満：550円（税込） ・3万円以上：770円（税込）

出金手数料は出金毎にかかるため、できるだけまとめての出金をおすすめします。

仮想通貨の入金手数料

bitbankにおける仮想通貨の入金手数料は無料です。

ただし、bitbankへの送金時に発生するマイナーへの手数料はユーザー側の負担となります。マイナーとは、仮想通貨の取引を承認し、その記録をブロックチェーン上の台帳（取引の記録を保存するシステム）に追加する作業を行う人々のことを指します。

したがって、bitbankに仮想通貨を入金する際には、このマイナーへの手数料を考慮しておきましょう。

2023年7月時点、bitbankに入金可能な仮想通貨は、以下の32種類です。

• BTC（ビットコイン）
• LTC（ライトコイン）
• XRP（リップル）
• ETH（イーサリアム）
• MONA（モナコイン）
• BCH（ビットコインキャッシュ）
• XLM（ステラルーメン）
• QTUM（クアンタム）
• BAT（ベーシックアテンショントークン）
• OMG（オーエムジー）
• XYM（シンボル）
• LINK（チェーンリンク）
• MKR（メイカー）
• BOBA（ボバネットワーク）
• ENJ（エンジンコイン）
• MATIC（ポリゴン）
• DOT（ポルカドット）
• DOGE（ドージコイン）
• ASTR（アスター）
• ADA（カルダノ）
• AVAX（アバランチ）
• AXS（アクシーインフィニティ）
• FLR（フレア）
• SAND（ザ・サンドボックス）
• APE（エイプコイン）
• GALA（ガラ）
• CHZ（チリーズ）
• OAS（オアシス）
• MANA（ディセントラランド）
• GRT（ザ・グラフ）
• RNDR（レンダートークン）
• BNB（ビルドアンドビルド）

仮想通貨の出金（送金）手数料

bitbankの仮想通貨の出金（送金）手数料は、通貨によって異なります。以下は、代表的な5銘柄の手数料と最低出金額です。

	手数料	最低出金額
BTC	0.0006 BTC	0.0001
ETH	0.005 ETH	0.001
XRP	0.15 XRP	20
LTC	0.001	0.001
MONA	0.001	0.01

小額を出金する場合でも手数料がかかります。出金する際は、手数料が安い「XRP（リップル）」などの通貨を利用するのがおすすめです。

bitbank（ビットバンク）の仮想通貨取引に関する手数料

続いて、bitbankの仮想通貨取引に関する、以下の手数料について解説します。

• 販売所の手数料
• 取引所の手数料

bitbankは「販売所」と「取引所」の2つの方法で仮想通貨取引が可能で、それぞれに特性があります。

販売所は、ユーザーが取引所の運営会社を相手に仮想通貨の売買を行う場所です。

一方で取引所は、取引所を利用しているユーザー間で取引を行う場所で、売り手と買い手がマッチングし、その結果として取引が成立します。

なお、bitbankはレバレッジ取引には対応していません。

販売所の手数料

bitbankの販売所における取引手数料は、購入・売却いずれも無料です。ただし、売値と買値の間には「スプレッド」と呼ばれる価格差が存在し、結果的に取引全体でかかるコストが高くなる可能性があります。

スプレッドについて

スプレッドは売値と買値の差額のことを指し、販売所と取引所のどちらでも発生します。この差が取引所の利益となります。

スプレッドは販売所の方が広く設定されている傾向にあり、取引コストを最小限に抑えるなら、取引所での取引がおすすめです。

販売所は操作がシンプルで簡単に取引できるメリットがありますが、スプレッドの広さから取引全体のコストが高くなる点に注意しましょう。

取引所の手数料

bitbankの取引所の手数料は、以下のように設定されています。

取引所の手数料

・Maker：-0.02％ ・Taker：0.12％（一部銘柄を除く）

Makerにおいてはマイナス手数料が採用されており、ユーザーは取引を行うことで手数料を得られます。Makerを利用すれば手数料が無料の取引所よりも有利な取引が可能です。

Makerとマイナス手数料については、前述した「取引手数料を比較」の項目で詳しく解説していますので、そちらを参照してください。

bitbank（ビットバンク）の手数料を安く抑える4つのポイント

bitbankで取引を行う際には、下記4つのポイントを押さえておきましょう。これらを活用することで、手数料を安く抑えることが可能です。

• 取引はMaker（メイカー）で注文する
• 日本円の出金はできるだけまとめて行う
• 販売所ではなく取引所取を利用する
• 仮想通貨の送金は手数料の安い通貨で行う

取引はMaker（メイカー）で注文する

bitbankの取引所で取引を行う際は、できるだけMaker（メイカー）での注文をおすすめします。

bitbankの取引所の手数料は「Maker：-0.02％・Taker：0.12％（一部銘柄を除く）」です。Makerのマイナス手数料は、ユーザーが取引を行うことで手数料を得られるシステムで、ユーザーにとって有利な制度となっています。

Makerを上手く活用し、取引コストを抑えましょう。

また、確実にMaker注文を行うためには、PostOnly機能を利用すると良いでしょう。Makerで注文を出した場合であっても、場合によってはTakerとして約定してしまうことがあるのです。

PostOnly機能を利用することで、Takerとなる注文を避け、Makerのみの注文を出すことが可能になります。

日本円の出金はできるだけまとめて行う

bitbankの日本円の出金時には、以下の手数料がかかります。

• 3万円未満：550円（税込）
• 3万円以上：770円（税込）

手数料は出金毎に発生するため、できるだけまとめて出金するのがおすすめです。これにより、出金手数料を抑えられます。

販売所ではなく取引所を利用する

bitbankで現物取引を行う際は、販売所ではなく取引所を利用することで、取引全体でかかるコストを抑えられます。

販売所の手数料は無料ですが、スプレッド（売値と買値の差）が発生します。このスプレッドは取引コストとなるため、取引所を利用することで、全体的な取引コストを抑えることが可能です。

仮想通貨の送金は手数料の安い通貨で行う

仮想通貨の送金手数料は、通貨によって異なります。そのため、送金を行う際には、手数料が安い通貨を利用するのがおすすめです。

特に、「XRP」や「XLM」は手数料が低く、反映時間も短いため、送金に適しています。これらの通貨を利用することで、送金コストを抑えることが可能です。

まとめ：bitbank（ビットバンク）の手数料を節約して取引しよう

この記事では、bitbankで発生する手数料について解説してきました。再度、bitbankの手数料をまとめた表を掲載します。

▼入出金に関する手数料

日本円の入金手数料	無料
日本円の出金手数料	・3万円未満：550円（税込） ・3万円以上：770円（税込）
仮想通貨の入金手数料	無料
仮想通貨の出金（送金）手数料	・BTC：0.0006 BTC ・ETH：0.005 ETH ・XRP：0.15 XRP　※通貨により異なる

▼仮想通貨取引に関する手数料

販売所の手数料	無料
取引所の手数料	・Maker：-0.02％ ・Taker：0.12％（一部銘柄を除く）

bitbankは日本円や仮想通貨の入金手数料は無料ですが、出金する際には手数料が発生します。特に、日本円の場合は出金額によって手数料が変動するため、注意しましょう。

一方で、bitbankは取引所のMaker注文にマイナス手数料を採用しています。これは取引を行うことで手数料を逆に得られるという制度で、ユーザーにとって有利な取引が可能です。

bitbankの出金手数料は他社と比較して高めですが、Maker注文を利用することで全体の取引コストを抑制できます。サブ口座としてもおすすめですので、ぜひ一度bitbankで口座開設をしてみてはいかがでしょうか。