とことん
ユーザー目線すぎる杭

とことん ユーザー目線すぎる杭

2013年入社 プロデューサー/セクションリーダー K.A

PROFILE

メインタイトルである「ゴシックは魔法乙女」を支えてきたプロデューサー / セクションリーダー
ケイブの働くパパ代表でもある。

ユーザーさんの満足と会社の利益を両立させるのがプロデューサーの仕事

ー K.Aさんは入社7年目だそうですね。これまでどんな仕事をされてきたのですか?

昔からゲームセンターのシューティングゲームが好きだったので、ケイブのことはよく知っていたんですが、たまたまケイブで働いていた知人から誘われて、プログラマーとして入社しました。

そこからプログラムをまとめるプログラムリーダーになり、しばらくしてからプロジェクトマネージャーを務めることになったんです。以来、プログラマーからは完全に離れてマネジメント側に移りました。今は「ゴシックは魔法乙女」のプロデューサーという立場にいます。

ー プロデューサーというお仕事は、具体的にどういうことをするのですか?

ひとつのゲームを、予算も含めて全体像を見ていく立場です。予算を決めて、そのなかでどうやりくりするか。一方で、プレイヤーをいかに満足させるかという部分も大事なところで、利益を出しながら、ユーザーさんにも満足してもらえるものを作ることが今の仕事のやりがいです。

そのために、ゲームの得点を競うリアルイベントやライブイベントなどを開催したりして、ユーザーさんと接点を持つことを大事にしています。常にユーザーさんと近い位置でその声を聞きながら、面白いと言ってもらえるゲームを作り続けたいと思っています。

細かいことにも徹底的に向き合う、それがケイブというクリエーター集団

ー ゲームを作るお仕事で大事にしていることはありますか?

「誰のために作るのか」というところは常に意識するようにしています。世の中にたくさんのゲームがある中で、作り手が作りたいものを作るだけじゃ見向きもされません。ユーザーさんをいかに喜ばすかという部分にこだわりながら、新しいことに挑戦していきたいです。

ー K.Aさんは最近2人目のお子さんが生まれたばかりだそうですね。子育てしながらの働きやすさはどうですか?

コロナ禍でリモートワークが可能になったので、時間のあるときはオムツ変えや沐浴をしています。現在はプロジェクトの状況によって働き方や時間をフレキシブルに変えられるようになっていて、私のチームはほぼリモート。状況に応じて週2〜3回出社しています。子どもが生まれたばかりの身としては、かなり働きやすいです。

ー 柔軟な働き方ができているのですね。ではケイブのどんなところが好きですか?

やっぱり生粋のクリエイター集団ということですね。みんな、本当に細部の細部までこだわりを持って作っているんですよ。例えば「ゴシックは魔法乙女」というタイトル一つ決めるのにも、何度も何度も話し合って1週間くらいかかったそうなんです。「ゴシック“が”魔法乙女」なのか、 「ゴシック“は” 魔法乙女」なのか。その響きすら徹底的にこだわる(笑)。

ー “が”か “は”で揉めて1週間!(笑) 確かにニュアンスが違いますね。

そうなんです。普通ならサクッと決まってしまいそうなことにもきちんと向き合って、考え抜きます。「そこを、そんなにこだわるか?」っていうような部分までこだわりぬくのがケイブっぽい。ベテランのクリエイターも多いので、誇りを持って細かいところまで見てるんですよね。

ー 逆に、ここは変えたほうがいいかな…という点はありますか?

みんな物事に没頭しがちで気軽にコミュニケーションが取りづらい場面があります。職人気質な先輩も多いので、聞きたいことがあっても話しかけにくいなあ…と躊躇してしまうこともあるんですよ(笑)。転職して最初の頃は、話しかけるタイミングがわからず固まってしまったこともあったりして…。でも話してみるとものすごく良い方ばかりです。

ユーザーさんの期待に応え、さらにその期待を超えていく提案を

ー ケイブの社風にぴったりな人材というとどんな人を思い浮かべますか?

自分でなにかを変えてやろうという気概を持っている人。どんどん新しい意見を出してくれる人ですね。そういう人間に対して裁量を与えてくれる社風なので、強い意思でやりたいことがある人にとっては働きやすいと思います。

ー 最後に「徹底的に、ナナメウエを行く。」というケイブのコアバリューを、どう捉えていますか?

「ナナメウエ」って「変わったことをやる」みたいな意味に捉えられると思うんですが、ただ変わったことをやればいいんじゃなくて、あくまでユーザーさんが期待していること、さらにその期待を超えていくことなんじゃないかな…と。

そのために、ユーザーさんから寄せられたアンケートやSNSの書き込みを見たりして、どんなものが求められているのかを常に考えています。

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