やりたいことに
貪欲すぎる杭

やりたいことに 貪欲すぎる杭

2017年入社 プランナー N.T

PROFILE

ケイブの変遷にあわせて多部署での業務を経験。
現在はケイブのメインタイトルの1つである「ゴシックは魔法乙女」のディレクターを務める。

憧れていたゲーム会社での仕事、デバッグのアルバイトから社員へ

ー 入社3年目で、現在「ゴシックは魔法乙女」のディレクターを務めているN.Tさん。どういう経緯でケイブ入られたのですか?

大学卒業後は就職せず、カードショップでアルバイトをしていました。もともとゲームが好きでゲーム業界に憧れてはいたのですが、どうしたら入れるのかぜんぜんわからなくて。関連する専門学校を出ているわけでもない、学歴もない、ツテもないという状況で、どうせ自分には無縁な世界だと諦めていました。

そんなときに、ゲーム業界にいた知人が「アルバイトのデバッグから始めてみたら?」と提案してくれたんです。それで探してみたらちょうどケイブがデバッグのアルバイトを募集していたので、思い切って飛び込んでみました。しかも、アドバイスしてくれた知人も、もともとはゲーセンで知り合ったゲーム仲間で、特に専門学校も出ていない、ツテもないという人だったんです。その人からのひと言がなかったら、そして、それに乗っかってなかったら、ただの憧れで終わっていました。

ー はじめはアルバイトだったんですね。デバッグというのはどういうお仕事なんでしょうか?

リリースする前のゲームを実際にプレイしてバグを見つける仕事です。いわゆる品質チェックですね。システムに抜け道がないか隅から隅まで触ってみるのはもちろんですが、ゲームのイラストにおかしなところがないかなども確認しています。

ー アルバイトから社員になるというのは珍しいことではないのですか?

デバッグは品質に対して意見を言うことはできても、すでに完成した作品を見るだけなので、「もっとこうすればおもしろいのになぁ」というところまでは関われないんですよね。でも自分はどうしてもゲーム作りの中身のほうに行きたかった。そこで、デバッグである程度経験を積んだ後に、当時の上司に「プランナーになりたいです」と直談判したんです。

やりたいことを上司に相談、そのやる気を尊重してくれるのがケイブ

ー なんと直談判! 情熱をぶつけてみたのですね。そこからはどんなお仕事をやってきたのでしょうか?

入社して最初は「ロード オブ ダンジョン」というプロジェクトに入りました。そのときはいろんなプロジェクトが同時並行で動いていて、人の異動も激しく、最終的には自分一人で全部を回すみたいな状況になってしまったんです(笑)。まだ経験も無い頃だったので必死でした。自分にできることはとにかくなんでもやりました。
その後、より規模が大きい「ゴシックは魔法乙女」のプロジェクトに移りたいと上司に相談して、2年ほどプランナーをやりました。そういったところを評価していただいて今はディレクターという位置にいます。

ー またしても上司に直談判したんですね。「こういうキャリアに進みたい」という希望が通りやすい社風なんですか?

そうですね。特に今は会社としても変わろうとしている時期で、やりたいことはやらせてもらえる環境なんだと思います。

自分の場合は、ゲーム業界に入った時に「プロデューサーかディレクターになりたい」という漠然とした目標がありました。ゲームのクレジットに名前が載ったらいいな…なんていうちょっとした野望もあって(笑)。その気持ちを素直に上司に話したら、そうなるために必要な能力や経験について詳しく話してくれました。

職種を越えたコミュニケーションも。人間関係の良さもケイブで働く魅力

ー そのほかにケイブで働く魅力をどんなところに感じますか?

人間関係でギクシャクしたところがぜんぜん無いことです。仕事をする中で、意見がぶつかり合うことはもちろんありますが、それを引きずったり、人間関係がおかしくなったりはしません。それに、プランナーになってからは職種を越えて話す機会も多くて、みんな話しやすいし、わからないことを聞けばなんでも教えてもらえます。

ー 最後に、「徹底的に、ナナメウエを行く。」というケイブのコアバリューを、どう捉えていますか?

いい意味で期待を裏切っていくことだと思います。王道からちょっと外れて、「おっ!こんなアプローチ、切り口があったのか」と思われるようなものを作っていきたいですね。それを実現するためには、頭で考えるだけじゃなくて、とりあえずなんでもやってみることかなと思います。とはいえなんでもやみくもにやってみるわけではなくて、自分の考えの核を持って、そこをブラさない中でいろいろやってみることが大事かな…と。

例えば、自分では「これはちょっと王道すぎてNG」と思ったアイディアも、他人からしたら王道じゃないかもしれないし、何事もやってみないとわからないですからね。

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