ikairoku5


異界録 其の五

「白鳳城」(はくほうじょう)



陰陽道、木火土金水、
いよいよ最後となる
水の示すところの北の地。
季節は冬。
関東全域を支配する
足利領の城に訪れる。
その城、あまりにも美しく
地元の民から白鳳城(はくほうじょう)と呼ばれ
親しまれるが
実はこの城の城主、
悪しき邪鬼によって
取って代わられたが事実
闇の中へと伏せられるに至り。
呪符の持ち主を示す導きは
その天守閣を指し、主人公共、
城主である足利凄氏(あしかがすごうじ)の影に
不気味な邪鬼の存在を知る。
そこで主人公、
天守閣の城主目指し
幕府に対して謀反をおこす。
只々、真実を見極めるが故の行いなり。

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