尼魏主&命


尼魏主(あまぎす)400歳以上


鎌倉時代栄華を極めた北条一族の生き残りで
名を北条魅笛(ほうじょうみぶえ)といった。
幕府に追われ、当時から誰も近づこうとしな
い獄門山に逃げ込みそこで産気づいてしまう。
その出産中、邪気にとらわれ赤子が肥大化。
この世の姿を留められなくなった。その邪気
こそが獄門山に伝わるぐわんげと呼ばれる邪
気であった。魅笛は下半身を赤子の頭蓋骨に
飲み込まれ一体化してしまい、我が子共々4
世紀も生き長らえる妖怪になってしまった。



命(みこと)5歳


シシンの実の娘で外国の血を受け継ぐ。元々
妖力の強い娘だったが、2年前に尼魏主の手
下にその素質を魅入られ尼魏主の命の源とし
て連れ去られる。そして文字どおり尼魏主の
命となった命(ミコト)の妖力はどんどん強大に
なり、尼魏主のいやぐわんげの存在を諸国に
知らしめる事となる。
いつの日か命の力は青き瞳の娘として時の権
力者達から欲される事となるが未だ獄門山を
訪れて生きて帰るものはなかったという。



シシン賀茂源助柊小雨藤村静彦足利凄氏

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