 |
どこにでもいそうな、
目立たない平凡な高校生。
周囲に流されやすく自我を出さない
その性格が、都合の良い便利屋として
利用される原因にもなっている。
主人公の一人、相模祐介のクラスメイトで
あるが、互いの中にどこか共通している
部分があると感じているものの
接点がある訳でもなく仲もそれほど良くはない。
イブの日の終業式後、悪友達からの陰湿な嫌がらせと暴力に遇い、いきなりESP者として覚醒してしまった彼は夜叉のスカウトマン達に連れ去られる。
しかし今までの鬱積していた感情を吐き出すかのごとくPKを使い無差別攻撃を繰り返す覚醒者「近江覚」には、もはや善悪の判断さえもつかず級友の相模祐介によって葬り去られるのであった。
自らの肉体を鎧化した覚醒後の彼の姿はグロテスクであり悲痛感さえ覚える。
|