ケイブで活躍するスタッフの、リアルな言葉を紹介します。
スタッフの言葉を通して、ケイブの空気感を想像してみてください。

そう言えば3ヵ月前、○○さんが「こんな案件をやりたい」ってアピールしていたな──。たとえば新しいプロジェクトが発足するとき、そんな風に過去の記憶がよみがえることがあります。「これがやりたい」という要望は、すぐに叶えられるとは限りません。リアルタイムでは、その要望を具現化できるフィールドがない場合もあるからです。ですが冒頭のように、声を上げるというアクションが無駄になることは、ケイブでは決してないんですよ。アピールが後々に効いてくるケースは往々にしてあります。言われたことだけをこなすのではなく、前のめりのスタンスで仕事に取り組める方であれば、たくさんのチャンスが舞い降りてくるでしょう。

 

企画で言うと、提案の時点では「ちょっと先進的過ぎる」というポイントがネックになっていたとしても、時代が追い付いてきて実現できる可能性もある。デザインで言うと、ゴシックなタッチを得意としているメンバーがいたとしたら、「このゲームの世界観と合うから、グラフィックスを任せてみよう」という風にアサインが決まることもある。派手にアピールする必要はありませんよ。メールを送ってみたり、ちょっとすれ違ったときに声をかけたりするくらいでもいい。スキルに関しては、多少粗削りであっても大丈夫です。もっとも重視しているのはマインド。内に秘められている熱意を、できるだけ汲み取りたいと思っています。

群雄割拠のエンターテインメント業界の中で、ケイブが生き抜いている理由。それは、トレンドの変遷を読み、柔軟に事業をアジャストしてきたところにあると思っています。1つのプラットフォームで成功しても、そこに固執しません。人がいないところにアウトプットしても意味はない。大切なのは、できるだけたくさんの人たちにエンターテインメントを届けることです。ただ、私はケイブ設立当初から在籍しているのですが、「いかに人を楽しませるか」という部分にこだわることは、当時から一切変わっていません。私は今でもプログラミングを行っているのですが、遊び心を持ってものづくりに注力できる環境だからこそ、現在もこうしてケイブで働き続けているのでしょう。自分が面白いと思えるものを、的確なアプローチで届けられる。私がケイブにいる意味はそれが全てであり、それだけで充分だと思っています。

 

今後の方向性としては、ゲームのジャンルは年々広がっているものの、シューティングゲームという強みは保持し続けていきたいですね。この分野に関しては特に、他では出せない味があると自負しています。これまでに積み上げてきた経験値やノウハウを、完全に体系化させるのは難しいと思います。微妙なさじ加減で変わる部分も多々ありますし。そういった体系化できない暗黙知のようなものは、一朝一夕で得られるものではありません。人によるところが大きいので、もし他が同じような構成要素で組んだとしても、決しては同じにはならないんです。

シューティングゲームはジャンル的にマス向けではなく、ビジネスとしてのハードルは高いのかもしれません。でも、トレンドとうまくミックスさせていけば、「こういう形にケイブは落とし込むんだ」という驚きを与えていくことができる。コアユーザー以外にも刺さるようなアプローチで仕上げることは、充分に可能だと思っています。ケイブの歴史を振り返ると、業績的に大きくジャンプアップしたとき、シューティングゲームが貢献していたという前例は少ないんですよ。だから、次に会社をもう1ランク上に持っていくときには、シューティングゲームで貢献したい。そこを担うのは、私の使命だと思っています。

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