ワッと、小さく驚きアサギは目を覚ました。
「今のは何・・、夢?・・・
アタシ眠ってたのね・・で、ここはいったい何処かしら・・・」
アサギの眼前に今まで見た事のない扉があった。
ドアノブに手を伸ばし一気に開く。
「この子供たちは・・・」
そこには積み重なるほどの亡骸が場違いな程に捨ててあった。
「し、死んで・・る?・・・これが実験体の失敗作の末路・・・
アタシも実験体だったのよ・・ね・・」
聖霊 「分かったぁ〜?」
アサギ「あなたは・・・もしかして・・せ、聖霊?」
聖霊 「そぉだよぉ・・・君の中で生きてるんだぁ・・・」
「これ見てぇ・・・」
聖霊の記したところに、知らない街の映像が浮かぶ。
「この街にアサギと同じような人がいるんだよぉ。
あの人たちと協力すれば・・・行こぉ!」
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