ストーリー

エスプガルーダイメージ人と聖霊が寄り添って生きるこの世界にも、錬金術による産業革命の波が押し寄せてきた。
機械技術の急速な発展は平穏な世界に闘争の種を蒔き、いつしかそれは乱世の兆しとなって芽吹き始めた。

乱世の主役となったのはシンラの国王・ジャコウだった。
シンラを千年王国たらんと欲するジャコウは、聖霊石を魔方陣で封印した強力な「聖霊機関」の開発に成功。
中小国家のひとつに過ぎなかったシンラは、以後、急速に力をつけていく。
そして、聖霊機関がもたらす圧倒的な軍事力を背景に、シンラは周囲の国々に侵攻を開始、戦乱の時代の幕が上がった。

しだいにその版図を広げるシンラ。だが、それだけでは飽きたらないジャコウは、秘かに錬金術の範疇を超えた悪魔の研究に手をつけていた。
帝都にあるシンラの王城・ウツロブネの中では、国家錬金術士たちにより、
「人と聖霊を結びつけて新たな力を得る」とする計画が進められていたのだ。
「プロジェクト・エスプガルーダ」と名づけられたその計画は、やがてアゲハとタテハという、2人のガルーダを生みだすに至った。

”ガルーダの力をもって世界に覇をとなえる”

2人のガルーダを得、ジャコウのその邪な野望が正に達せられんとしたとき――
計画の中心人物の一人、錬金術士のヒオドシが、アゲハとタテハを連れて国外へ逃亡をはかる。
帝都から姿を消した3人を捕らえるべく、ジャコウは執拗に追っ手を差し向けるが、彼らの行方は杳として知れなかった。
だがその事は、ジャコウに万が一の場合の、ガルーダに対抗しうる軍事力を更に生み出す事を考えさせた。
ジャコウの更なる聖霊機関兵器の研究により生み出された「機甲羽根」という新たな装置は、空からの攻撃・支配という事を可能にしシンラの支配基盤をより堅固なものとしていくのであった。

そして16年の月日が流れた頃
運命は容赦なく、辺境で平穏な日々を送っていたアゲハとタテハを、乱世の表舞台に立たせる。
彼らが隠れ住む町に、ついにシンラの侵略の手が伸びてきたのだ。

その巨大な暴力は大いなる悲しみを呼び、無垢なる子らに眠っていたガルーダの力は
今、目を覚ます。

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