Character キャラクター

イギリスのロンドン生まれの13歳。
半年ほど前にロンドンで誘拐犯に襲われ、生命の危機を感じたエネルギーによって
光の扉（異次元への通路）が開いて、そのままジルバラードにやってきた。
甘えん坊で泣き虫で寂しがりや。
自分から率先して行動するタイプではないが、やる時は根性を出してやるタイプ。

デンマークの首都、コペンハーゲン生まれ。
2週間前に郊外の湖でスケートをしている時に氷が割れて湖に落ちてしまう。
助けようとした兄の力も及ばずスーピィは冷たい水中に沈んでいく。
その時、生命の危機を感じたスーピィの元に開いた光の扉をくぐって、ジルバラードにやってきた。
ずぶぬれで冥界城付近を彷徨っているところを、サタンクロウズに拾われる。
幸か不幸か、スーピィに取り付いた使い魔は、
ハロウィンの戦いでエンジェルたちに倒されたティラノサタンのゴーストだった。
スーピィの肉体的な弱さをフォローするには余りある力を持った最強の使い魔である。

現世界でどんな生活をしていたのか、どういう経緯でジルバラードに来たのか、
キャスパーは現世界の記憶を失ってしまい全てが謎となっている。
だからなのか、現世界への執着は薄く、強く前向きにジルバラードで暮らしている。
生意気でひねくれ者。
素直になるのがニガテなので、気持ちと正反対の言動や行動をしてしまう不器用な面もある。

こんな格好だが実は男、そしてスーピィの実の兄。
氷が割れた湖に落ちてしまったスーピィを助けようとするも、
自分も光の扉をくぐってしまう事に…。
ジルバラードでスーピィと離れてしまい、ずぶ濡れで山で倒れていたところを
ゴールドバーグという飲んだくれの中年男に拾われる。
ゴールドバーグは貧しく、レイを助けはしたものの、奴隷のようにこき使うのだった。
そんなある日、ゴールドバーグはディオール家のエンジェルたちの活躍を知り、
レイにドレスを着せて偽ディオールを演じ、金儲けをもくろんだ。
そんなゴールドバーグでも、時折見せる寂しさと優しさに心を打たれたレイは、
彼を放っておけずに一緒に行動を共にするのだった。
そんなある日、ディオールの屋敷から飛び立つ妹スーピィの姿を見つけ、彼女を追いかけた。
そしてサタンクロウズとエンジェルたちの戦いに巻き込まれる事となる。

おとなしくて控えめな性格。
意外にも冷たい感情を隠し持っていて、
自分が認めない相手には心を開かない頑固な面もある。
長女であるローザに対して抱いている尊敬は、
まるで一線を越えているような誤解を与える事もしばしば。

カリフォルニアで交通事故に巻き込まれ生死を彷徨う状態でジルバラードに来た。
そしてディオールの魔法による治療で一命を取り留めた。
ディオール家の長女。やさしい性格で、責任感もありしっかりしている。
面倒見もよく、エンジェルたちのお母さん的存在？
サタンクロウズに襲われたディオールの為に屋敷に残る決断をとる。

昔、現世界からジルバラードに来た普通の人間だったが、
魔力に目覚めたとたん私利私欲のために人々を陥れたため、
ディオールと戦う事になり、敗れて魔界に封じ込められた。
ハロウィンの戦いの直後、魔界の扉を開いてジルバラードに舞い戻ってきた。
数十年間、恐ろしい魔物だらけの魔界で生き抜いてきたため、魔力は鍛えられ強大になった。
ディオールに対しての恨みを晴らす為、そして『願いの音符』を手に入れる為、
再びサタンクロウズは悪に手を染める。
気まぐれで自分勝手。
子供っぽい言動や行動で、何を考えているのか理解できない。
良心の欠片もない危険な男。